ナンパ師には忘れられないナンパがある

ナンパ師には何かのきっかけになる、忘れられないナンパがあると思います。

初めて番ゲしたナンパ。初めて即れたナンパetc…私の忘れられないナンパは、名古屋一人旅でのナンパです。結論を言うと初めてナンパからセックスに至ったナンパになり、ナンパに目覚めるきっかけとなりました。改めて自分のナンパの原点を振り返るそんなエントリーです。

目次

初めての一人旅・名古屋

数年前のハタチの夏。予定では一人旅ではなかった。ネットで出会った子と名古屋で会う約束をした。「名古屋を案内してもらって…その後はムフフ…」しかし道中、彼女から”風邪ひいて会えなくなった”というドタキャンメールが入った。逡巡した。どうする。今から引き返す?いや途中まで来たんだし名古屋行こう。アクシデントが生んだ初めての一人旅。私は一人旅しながらナンパをするという(当時的に)壮大な決意する。

当時の経験人数は2人。ナンパからどうにかなった経験一切なし。ソロナン経験もなし。とてつもないポジティブシンキングだなと思う。ただ友人と街行く女の子を笑わせるだけという行為から、徐々にナンパらしきものに転換していた時期だった。

ナンパ師とのコラボ

名古屋で一通り観光しつつナンパを始めた。名駅前と栄に人通りが多い事が判明し、時間/場所を使い分けながらナンパした。相当数声をかけてたと思う。向こう見ずでガンガンいった。初めての土地にテンション上がってたんだろう。ただ実力が追いついてなかったのか、いくら声かけても坊主だった。

そんな時、夕暮れの名駅で2人のナンパ師を思わずナンパした。自分よりナンパが上手いであろう彼らから何か吸収できるかと思った。意気投合して、3人でナンパしたり彼らのナンパを見ているうちに段々調子が出てきた。少しコツをつかんだのかもしれない。その後1人で2人組の女の子から番ゲした。初心者の私は満足した。

彼女との出会い

翌日の昼、栄を一通りブラついて帰路につく予定だった。公園で一人暇そうに座ってた子がいた。よし彼女ナンパして帰ろう。これで最後の名古屋ナンパにしよう。本当にそう思いながら声かけた。待ち合わせしてた友達が寝坊で来なくてちょうど暇してたらしい。1つ年下の短大生。背が小さくギャルっぽくて可愛かった。私が好きな八重歯が特徴的な子だった。

話をよく聞いてくれる子で夜までマックで喋っていた。”友達が来るって”と言って、彼女は少し名残惜しそうに去っていった。彼女と別れてから帰路につこうと考えた。いや。待て。ここで帰ったら結局何も得られない。てかその子にもう一度会いたい。私もまだ純だったし、彼女に興味を惹かれたんだと思う。

“今日会った公園で来るまで待ってる”

今思うとドンびきレベルのメールを送りつけた。彼女からのメールを待ちながら、気づいたら公園のベンチで寝ていた。メールは待てども来なかった。意気消沈の早朝に彼女からメールが届いた。”昨日はメールごめんね。地元帰るの?私○○行くから途中まで一緒の電車乗ろう”彼女に再会する意思がある事がとにかく嬉しかった。

名駅で待ち合わせ、お昼ごはんを食べてプリクラを撮ったのを覚えてる。彼女はとても楽しそうでよく笑ってた。小一時間ほど同じ電車に揺られて、ある駅でお別れ。私が乗り換える電車のホームまでお見送りしてくれた。発車のベルが鳴る中、彼女の中に何かを残したいと強烈に思った。1度だけキスをした。淡い。というかドンびき。正直そういうシチュエーションに酔ってた自分がいたと思う。

彼女は見えなくなるまで手を振り続けてくれた。

半年後。冬に彼女と再会して一晩過ごした。わざわざまた名古屋に行った。そこで初めてナンパからセックスを経験した。

「あたし下手だよ」
「小さくてごめんね」

最中にそんな事を言う彼女に優しい子なんだな可愛いなと思うと同時に、慣れてるのかな?と嫌悪感にも似た矛盾を抱いたのを記憶してる。名古屋に行ったのは今のところその2度だけ。次に名古屋に行く機会があれば、少し淡い気分になるかもしれない。

初めてナンパからセックスして

ナンパからセックスって意外と出来るもんなんだなと感じた。それ以上に思ったのは、ナンパしなければ出会う事のない人と同じ時間を過ごし、その人となりを知る事がなんて不思議な事だろうって思った。縁のない土地の人だからこそ、なおさらそう思ったのかもしれない。大げさに言えば、私が名古屋でナンパしなければ、彼女と私の人生が交わる事は無かっただろう。そう考えるとナンパという行為自体が尊いものだなと思えた。

その後私はナンパに目覚めるわけだが性的欲求はもちろんの事、出会いの不思議に魅力を感じて未だにナンパをしているんだと思う。

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海外ナンパnote

4 件のコメント

  • しみじみと心温まるエントリーでした。ありがとうございます。声を掛けなければ彼女とクラトロさんの人生が交わることはなかったというのは大げさじゃないと思います。何が、旅の始まりのクラトロさんにナンパを決意させたのか、そこが気になりました。

  • >リュウキさん
    お褒めの言葉ありがとうございます!大変嬉しいです^^
    私がナンパを決意したのは、会う予定だった女の子にドタられて
    でも名古屋来たからには名古屋の女の子と遊びたいという欲求だったと思います。
    あとは当時どこかストイックにナンパしてみたいという気持ちもあったんだと思います笑。

  • ナンパをしていれば出会いの不思議さや魅力を感じることが多いですよね。
    性欲を満たすことよりもそういったことに楽しみを見出して、いつまでもやめられません。

  • >カズさん
    そうですね。ナンパからの色々な一期一会は私も好きです!
    私の場合、性欲を満たすことは前提ですが(笑)エントリーに書いたように出会いの不思議はいつも感じています。