アラサー、ロサンゼルスにナンパしに行くってよ

変態紳士のみなさん、メリークリスマス。12/28〜1/3まで公家シンジさんと西海岸にナンパツアーを行います。参加者は現在4名+公家シンジさんと私の6名。場所はPUAの聖地・ロサンゼルス。正月はセールより、初詣より、駅伝より我々のナンパツアーに注目して下さいませ!今回が私にとって最後の大々的な戦いになるかもしれません。ぜひクラウドファウンディングでの投資をお願いします、植木を育てるより私を育てて下さい!!

アメリカ西海岸PUA対決ツアー – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

ヨーロッパ遠征惨敗の記憶

忘れもしない、2014年9月30日。深夜。パリ・セーヌ川にかかる橋の上。

「ああああ!くっそおおお!」

約50日間に渡るヨーロッパナンパ遠征の敗北が決まった瞬間だった。自分はアジア専用機ではないか?その現実を突きつけられると叫びたくなった。私がおセックスしたスペイン人とハンガリー人の”白人女性”はTinderを通して出会った。

ナンパではキスやハグはおろか、アポすらままならなかったのだ。50日間でナンパしてお茶した”白人女性”はブダペストの女子大生と、ベルリンで出会ったイタリア人デザイナーのおばさんだけだった。

50日間、観光や仕事をしつつフルコミットできないなりに、声はちょくちょくかけて夜はClubに出かけた。同様のライフスタイルを台北やバンコクで送れば、かなり抱けるのではと思う。ヨーロッパ遠征前までシンガポールに住んでいたので、英語の上達も含め、東南アジアの数々の舞台で戦ってきた自信があった。毎日がアウェイ戦だったから。

東京でのスペイン人、シンガポールでのイタリア人などあと1歩で逃し、ヨーロッパ遠征まで白人童貞だった私。

ナンパしたスペイン人をゲラゲラ笑わせる私が考えたデートで女性を簡単に笑わすコツ

2012年12月13日

ナンパ師、シンガポールの地で華々しくデビューする

2013年12月31日

しかし、シンガポールでの自信と経験で「ヨーロッパは苦戦必至だが土俵に立てればワンチャン」とたかをくくっていた。結果はTinderというアプリのお蔭で土俵に立て”白人女性”を抱くことはできたが、ナンパでは土俵に立たせてもらえないほどの惨敗。シンガポールで確実に成長はしていたが、それでもまだ私の実力はアジア専用機だった。

基本的に白人は日本人よりは陽気だ。話しかければ何らかのリアクションをくれる。話しこんだあとに番号を聞けば割と普通に教えてくれる。しかし、その後が続かない。メールが来ないこともあったし、アポ打診を断られ続けることもあった。何度か繰り返して気づいたことは「相手にされていない」だった。行きずりの人間として私と話すのは構わないが、改めてデートをするのは無理。性的対象ではないから。そういうことだろう。ただ1つ思ったことは、悔しかった。

我々と”白人女性”の間には壁がある。性的対象の壁。差別的な意味はないが、日本人男性が黒人女性に抱く感じと同じではないか。黒人女性と望んで遊びたいと思う日本人男性は普通いないと思うから。だからこそ西海岸PUAツアーは圧倒的不利な立場になるだろう。

競合のレベルも高い。ガチムチのアメ人男性であり、そこはPUAの概念を産んだ国だ。それに比べれば日本人男性なんてイケメンもブサメンも中学生みたいなもんだ。初めてヨーロッパのClubに足を踏み入れた時には初めて競合に脅威を感じた。周りの男性がイケてからだ。女性からは下に見られる。他の男性のほうイケてる。LAは自分自身の本当の力が試される場所だと思ってる。

気持ちをフラットに保って自分のスタイルは曲げない

「白人コンプレックスがあるのではないか」

盟友・アヴォカド君に言われたことだ。思い当たる節がある。ヨーロッパ遠征していた頃、理不尽なことで何度かキレた時があった。その時の私は「アジア人なめやがって」という気持ちがあった。先日行った上海でも理不尽なことはあったが「まぁこんなもんかな」と怒ることすらなかった。白人を過度に意識している証拠だと思う。

ナンパはスポーツであり、スポーツは対戦相手をリスペクトするべきだ。しかし過剰にリスペクトしてはダメだ。まずは彼らに対してフラットな気持ちでいる必要がある。そう考えている時点で既に意識してしまっているわけだが、無意識でもその状態でいれる様に心がけていくしかない。今回、自分が過度に白人を意識してしまう帰来にあると認識できただけでも、収穫だったと思うことにしている。

今回は過去2回のナンパツアーと違い、明らかに苦戦が予想されるので、最後まで折れずに強い気持ちで戦い続けたい。苦戦が強いられる戦いに出ることは「恐怖心」が伴うが、その恐怖心を乗り越えた時に理想の精神状態になれると言う安西先生のことを信じている。

六本木のあるバー。盟友・アヴォカド君が”白人女性”3人組と和んでいた。ぼんやりしていた1人に話しかけた。
「お前どっから来たんだ?スペインか。行ったことあるわ。スペインのどこ?」
―「バルセロナ(けだるそうに)」
「おーバルセロナ行ったことあるわ!飲み屋いっぱいあるしすごい好きだわー」
―「へぇ(けだるそうに)」

そう話すと、彼女はプイと私に背を向けて、アヴォカド君と話を始めた。彼女にとって私は必要ないと一瞬で叩きつけられた瞬間。公家シンジさんやLAツアーの参加者と練習がてら六本木に行った夜だった。このメンツならある程度、外人も相手できると踏んでいたので、特に成果がなかった私はとても悔しかった。その後の反省会で、ヨーロッパ遠征全敗の経験も踏まえ、ナンパスタイルの変更がチラついた。

現にシンジさんから「クラトロさんはピーコック(セオリー)禁止」と言われたぐらいだ。私のフザけたナンパスタイルは「ピカチュー言っとけば日本人女はヤレる」と言っていた白人ナンパ師のナンパと同じような気がした。白人から「ピカチュー」と言われて反応する日本人女性はいても、東南アジア人の普通の男に「ピカチュー」と言われたら日本人女性はガンシカするだろう。

ヨーロッパ遠征全敗に終わったのもなんとなくわかってきた。LAでは正攻法のナンパで戦うことを検討した。しかし、あえて自分のスタイルを変えずに臨もうと思う。たとえアメリカでワークしなくても。フザけたナンパでも、それが私のスタイルだし、1番良い自分だと理解しているつもりだ。それにフザけたナンパはスクリーニングにもなっていて、その笑いがわかってくれるチャンネーは世界のどの場所であってもナイスな人だと思っているし、それに私との相性がすこぶる良い。

だからこそありのままの自分で勝負しようと思う。イチローはメジャーでの直球やムービングボールに対応するために振り子打法を捨てたが、私はスタイルを変えずにLAに挑む。これが最後のナンパでの力勝負、小細工なしで己を出し切って戦う。それでダメなら自分の力が足りなかったということ。これが私のナンパキャリアの集大成、最後の大勝負だ。

今回のツアーテーマは「股間の竹やりでB29を撃墜する」だ。しかし、自分のスタイルではないやり方で、ストレスを抱えてまで”白人女性”を抱きたいとは思ってない。私は、私がナイスだと思う女性とナイスにおベッドしたいだけだからだ。恐らくLAの恋愛市場においては、まるで竹やりとB29ほどのレベル差がある”白人女性”に自分のやり方で挑戦してくる。

その時に私はLAで、また1つ成長できると確信している。

待ってろ!アメリカ!

ぜひキャンプファイヤーでの出資をお願いいたします!毎回絶賛頂く臨場感あふれる私のツアー記と、紀行小説風の公家シンジさんのツアー記が読めます。アメリカチャンネーのパンティーも欲しい方はどうぞwwまた飛び込みで参加したいという方も応相談でww

アメリカ西海岸PUA対決ツアー – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

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