私がLAでナンパし続けて1ヶ月半がたった

LAツアーとかいう地球の反対側のPUAの聖地でナンパしようぜ!とかいう奇特な企画が終わって1ヶ月半経った現在も私はLAにいる。ここでやり残したことがあるからだ。LAが気に入ったか?と聞かれればイエスとは言えない。ナンパやチャンネー抜きにしても台北、香港、バンコクのように人が溢れていて、夜の街もビカビカしている私基準でカオスが感じられるアジアの大都市のほうが好きだ。それでも私は今、LAにいる。

ツアー記を書いたので詳細は書かないが、LAナンパツアーで残念ながら坊主だった。Tinderで出会ったウイグル系アメリカ人(のちに自らおセックスしたいと言い出した彼女とおセックスした)と、サティアンへ連れ出したザンビア系アメリカ人から好かれたものの、どうもセンサーが反応せずスキップした。

この1ヶ月半で週末はおろか時に平日もClubへ出撃して、またモールでもナンパして約25バンゲ。何回かのおキスと、それからナイジェリア人のモデルと2回アポを消化したのみだ。Tinderにおいてのマッチング率を考慮すると、アメリカの難易度はヨーロッパのそれとほぼ同程度と言えて、約2ヶ月に及ぶヨーロッパ遠征でナンパでは丸坊主だったことを考えれば、少しずつではあるが前進はしている。

目次

想像以上に寛容だったアメリカ人

LAに来る前、LAナンパツアーのスローガンのまま「股間の竹やりでパツキンを落とす」と息巻いていた。それはヨーロッパ遠征での借りを返すつもりがあった。私はヨーロッパで自分がアジア人であることで下に見られていると感じた時があった。許すまじ、コケージャンと。しかしアメリカに来てみて拍子抜けしたのは、そう感じる場面が未だに一切ないことだ。ツアー前にアメリカ人は他者に興味がない人種である。と聞いて1人ワナワナしていたけど、アメリカ人は想像以上に他者に寛容だった。

だからツアーで何もなかったとは言っても、強がりではなくコテンパンにされたと思ってない。アメリカ人は覚悟を持ってブッコんできた人間に対して寛容だった。様々な人種で構成され、一部の人間はルーツとなる言語で話すという点ではアジアのアメリカと言ってもおかしくないシンガポールに住んでいた事がある。シンガポール人はアメリカ人に比べれば、プライドが高く、競争意識があり、積極的に他者を寛容しようという文化を持ち合わせているようには個人的には思えなかった。

私がこの1ヶ月半で得たものはたくさんある。まずはスモールトーク。アメリカでは見知らぬ他者同士のコミュニケーションがそこら中で発生する。ストレンジャーとちょっとした世間話をすることは至極、普通のことだった。

私はほぼ毎日スタバに行くが2日に1回は見知らぬ誰かに話しかけられている。世界約25ヶ国に行ったが、例えば騙そうとか、そういった魂胆なく自然に話しかけてくる人々がこれほど存在する街は初めてだった。だから私自身も必然的に街に対して地蔵しなくなり、他者に対してよりオープンになった。

時にClubでチャンネーから気さくに逆ナンをされることだってある。驚いたのはカレッジの中をナンパしようと歩いていると、向こうから歩いてきた女性に「あなたの服装いいね」と言われたことだ。その時は情けないことに反射的にサンキューとしか返せなかったが、アメリカ人がいかに他者に対して地蔵しないかよくわかった。

ナンパをしてもガンシカはされずにある程度の話や番号交換もできるのに、そこからアポやおセックスまでの遠さが悔しかった。これはヨーロッパ遠征でも経験したことだが。

LA現地PUAとの出会い

ある時モールでナンパしようとしていたら1人の男がナンパをしていた。彼以外の人間がストをしているのは未だに見たことがない。彼に声をかけ、自分が日本人PUAであることを伝えた。共通の趣味を持ってる人間が仲良くなることはそう難しくない。それから彼は日常的に私を誘ってくれるようになり、彼を通じて彼のPUA仲間とも知り合えた。

彼らのナンパを見て参考になったことも多いし、たとえ英語が流暢で(アメリカ人も外人もいる)アジア人ではない彼らですら日常的に上手くいっているわけではないことをこの目で見て、英語が下手なことやアジア人であることのディスアドバンテージなどあってないようなものだと感じた。

それと同時に自分が登ろうとしている山の高さを感じ、現地PUAの彼らのように常に挑戦していく気持ちが大事だと学んだ。それとナンパコミュニティに属したことない私には、彼らのコミュニティはすごく新鮮だった。あー今日も坊主かーくっそなんてClubを後にする時にポンポンと肩を叩かれて「ヘイ!メン!」と言われたら、自分は1人で戦ってるんじゃないんだなってある種、心強さを感じない?

危険な挑戦者になりたい

観光ビザしか持っていない私がLAにいられる時間は限られている。仮に何らかのビザを取って滞在を延長することはできるが、2016年中に別の場所でやりたいことがあるので、それは選ばないと思う。まだやり残したことがある。限られた日数で出来ることは多くはない。

私は現在、この場所ではまだまだPUAではなくOBC(Ordinary Boring Challenger)だ。

退屈な挑戦者を彼女たちが、1人の男として受け入れることはないだろう。アジアでの成功と欧米での苦難でわかったことがある。私が日本をはじめアジアでナンパで勝負できたのは、周りの男性(主にローカルの男性)に比べて、シュッとした見た目、金(職業)、英語、国際経験など魅力的に見える武器が多かったからだ。

ナンパ用語でいえばタイプ落ちに近い。普通に声をかけて、普通に番号交換をして、普通に飲みに行って、普通におセックスをする。それが東京でもアジアでも当たり前だった。

私はヨーロッパ遠征と、このLA滞在以外でこんなにもナンパで苦労した経験が無かった。あっこんなにもまんこにちんこを突っ込むことって難しいんだなって。ナンパをゆるゆると続けて約10年、初めてナンパでぶち当たった”壁”に対して現在、真っ向から向き合っている。しかし、すぐに変更可能な上述の武器は限られている。それなら今自分にある武器で戦うしかない。

ナンパに対するテクニカルな部分の乏しさを改善するために本を読んだり、よりワークするオープナーや和みトークも日夜、研究・実験をしている。アメリカでナンパからおセックス達成が悲願だ。言い訳する気もないし、簡単に諦める気もない。

これは1人の日本人ナンパ師としての挑戦だ。人種ガーとか英語ガーと言うのは簡単だけど、言い訳する人間に成長はない。LAというカルフォルニア州最大の街で限界まで挑戦しようと思う。ナンパで結果に拘るのは趣味じゃないが、結果が欲しい。ゼロがイチになれば、その時にまた違う世界が見えるはずだし、自分自身が成長できるから。

私は挑戦者だ、退屈な挑戦者じゃなくて危険な挑戦者になる。

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海外ナンパnote

4 件のコメント

  • ご無沙汰です
    常に挑戦者で有り続けてること
    それが難しいのに、ほんま凄い

    最近、同じように自分に
    新たな課題を作って挑戦してる人がいて

    二人はよく似てるなと

    限られた時間みたいやけど頑張って\(^o^)/

  • めちゃくちゃ久しぶりにクラトロさんのブログを見たら、まさかLAに進出しているとは!
    クラトロさんはスケールがデカいですね、、、

    読んだ限りLAではちょっと苦戦されているようですが、
    サイヤ人なみのスピードで日夜成長しているそうなので今後が楽しみです。

    よければクラトロさんがLAでナンパするにあたり、
    参考にした本やYoutubeの動画などを紹介してもらえると嬉しいです。

  • >イーサンさん

    ありがとうございます!そうですね挑戦することが生き甲斐みたいです!
    本当ですか、そういう方もいるんですね。ありががとうございます、最後まで諦めずに頑張ります!

  • >メイウェザーさん

    やっぱりナンパの聖地と言えばアメリカなのかなと思いましてw
    はい精神と時の部屋ばりに成長できればいいなと思う日々ですw

    口説きの教典は海外でのナンパにはかなり参考になると思います、ナンパスタイル的に参考にはしていませんがYoutubeのナンパ動画もイメージをつけるために適当に見たりしています。