ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol4.再会

ベトナムで過ごす最後の夜。アポ予定だったマオとはすれ違いでアポ失敗ｗ悪友が帰国してもなお、ノーゲットの私は不退転の気持ちで単身Clubへブッコむ。絶体絶命のなか日本人ﾁｬﾝﾈｰ3人組をナンパし、日本人男性1(ヒロさん)＋ベトナム♂2人と共に、2軒目のClubへ向かうのだった。もういい。ここまで来たら日本人でもおセックスしてやる。

ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol3.逆境

2013年5月28日

さて日本人ﾁｬﾝﾈｰ3人組と、EXILEのヒロさん風日本人男性1＋ベトナム♂2で2軒目のclubイン！テーブルを取り、みんなでワイワイ踊ったり酒飲んだりして楽しむ。トイレに行くとヒロさんがいた。
( ﾟДﾟ)「誰狙いっすか？アシストしますよ」
(´∀｀)「え？イイんｽｶ？じゃあ巨乳のちはるちゃんで」
( ﾟДﾟ)「おｋっす！アシストしますよ」
(´∀｀)「あっあざーす(ﾍﾟｯｺﾍﾟｺ」
なんだこのヒロさん…めちゃくちゃいい人じゃねーかｗｗ私がiPhone盗られて辛い時も一緒にいてくれたダニエル・ロバーツ(エストニア人)といい、
ヒロさんといいベトナムでは本当、相方に恵まれてるな。なお女性には恵まれていない模様ｗ

( ﾟДﾟ)「あとは僕がやっておくんでブッこんで下さいよ！」
ヒロさんのアツイ声援を受けちはるちゃんと仲良くお喋り。ただワンフロアーのClubで非常に音がうるさい。上階に椅子があった事を思い出した。
(´∀｀)「上で喋ろー」

なんだかいける気がするー！！あっこれ勝ったわ。

(´∀｀)「俺パッション重視なんだよねー」

(´∀｀)「なんつのーのパッションで求め合う的な？ｗ」
(*ﾟーﾟ)「てかさ結構イケメンだよね」
褒めｷﾀ―――(ﾟ∀ﾟ)―――― !!
私がイケメンだと？それはあんたベトナムマジックだよいける。いける。あと1歩だ。もう日本人でも何でもいい。とりあえずベトナムでおセックスがしたいだけなんや。ただ肝心な部分になるとはぐらかされる。

(´∀｀)「よーしチューしてやるー」
(*ﾟーﾟ)「ハイハイほっぺほっぺ」
(;´∀｀)「ぐぬぬ」

【悲報】未だベトナムでほっぺにチューより先に行けてない模様

そんな時に、ちはるちゃんの友達がやって来た。
(;´∀｀)「…(まっまずいタイムアップか)」
(*ﾟーﾟ)「2人ともまだいるんでしょー私ら先帰るねーちはるよろしくね！」
(;´∀｀)「おっ…おう！！」

(*ﾟーﾟ)「ごめん今日ちょっと仕事遅くなる〜」

…なんとお友達はちはるちゃんを残して先に帰っていた。
GJGJGJGJGJGJGJGJ…！！！！！　
ヒロさんがビルドアップしてお友達ちゃんがスルーパスをくれた…これは日本のストライカーとして決めないわけにはいかない！！

(´∀｀)「今日さ一緒に過ごそう(直球)」
(*ﾟーﾟ)「あたし明日8時の便だから無理だよー」
(´∀｀)「いや今日しかないじゃんここホーチミンじゃん」
(*ﾟーﾟ)「えー」

とりあえずいい時間だったのでClubから出る。近くの公園を歩きながら手をつなぐ。

(;´∀｀)「うちのホテルに泊まってきなよ」
(*ﾟーﾟ)「えーあたし帰るよー」
(;´∀｀)「ちはるちゃんとおセックスしたいんだよね」
(*ﾟーﾟ)「えー無理だよー」
もうラチが空かないのでタクシー捕まえて乗せる。

(;´∀｀)「○○ホテル！！GO〜！！」
(*ﾟーﾟ)「無理無理！××ホテル！！××ホテル！！」
異国の地でお互い必死になってる日本人約2名ｗ…ダメだこいつ(号泣)

これ以上はやり過ぎだなと思い、彼女のホテルにタクシーを向かわせる。微妙な空気が流れる車内…あぁ遠征最終夜といえば現地娘とミスユーミスユー言いながら甘いおセックスをするって相場が決まってるじゃないですか！！一体なんですかこのギスギスした感じ！！

(;´∀｀)「気をつけて日本帰ってな」
(*ﾟーﾟ)「うんじゃあね〜」
ダメだ。南国に来てもパッションがわからない日本人は本当にダメだ。ホーチミンの夜景をタクシーから眺めながらそんな事を考えていた。泣きそうだった。

最終日の朝。朝方まで戦っていたのでかなり寝不足。そんなことより読者諸兄が全裸待機してるのにホッペにチューまでっていいんですかねぇ。毎日遊んだ市場で働くマオと昼アポ。ベトナム滞在時間は残り6時間。ラストチャンスにかけるしかない…。全くおセックスの匂いすらしないが、もうこの戦いしかないんだ。ビーストになる準備は、できてる。

ホテルのロビーで待ち合わせ。
(´∀｀)「外あちーしさ部屋でお菓子でも食べよー」
(*ﾟーﾟ)「うーんいいよ」
ちょっと表情が曇ったけどついてきてくれた。いたいけ全開な君にこんなビースト感満載で申し訳ないｗ

2人でTV観たり、お菓子食べながら仲良くすごす。手を握ってみる。手は握り返してくれるけど距離は保たれたままｗハグしてみる。微動だにしないｗｗ
(´∀｀)「よーしチューしてやるー」
(*ﾟーﾟ)「ほっぺほっぺ」
(;´∀｀)「もう一度チューしてやるー」
(*ﾟーﾟ)「ほっぺほっぺ」
これはもうファイナルガチ口説きでいくしかない。

(;´∀｀)「君とお別れするのが寂しいんだ僕の気持ちわかるかい」
(*ﾟーﾟ)「ん〜わかるけど〜」
(;´∀｀)「僕にこうやってされるの嫌？」
(*ﾟーﾟ)「ん〜嫌ではないが〜ちょっと…」
(;´∀｀)「もう君に会えないかもしれないからこうしたいんだ」
(*ﾟーﾟ)「ん〜でもごめん〜…ねっご飯食べ行こ」
(;´∀｀)「…(＼(^o^)／オワタ)」
うん。ゲームセットだね(ﾆｯｺﾘ

これ以上はやり過ぎなので(本日2度目)ホテルを出て昼メシを食べに行った。
(;´∀｀)「君に出逢えて本当によかったありがとう」
(*ﾟーﾟ)「私も同じ気持ちだよ(照)」
(;´∀｀)「気をつけてな！仕事頑張ってな」

炎天下のドンコイ通りを原チャで走り去る彼女の後ろ姿を見つめていた。終わった…。ホテルに戻りロビーのソファーに深々と腰を落とし、ふうっとため息をついた。笑顔がカルフォルニアの太陽より眩しいと六本木界隈じゃ有名な私だがもう表情筋1つ動かせなくなってしまった。からっぽだった。

(*ﾟーﾟ)「ごめん今日ちょっと仕事遅くなる〜」

―ここでは誰も僕とおセックスしてくれません
―ホーチミンの空気を吸うだけで、僕はおセックス出来ると思っていたのかなぁ…

ベトナムにナンパしに行ったらほっぺにチューまでしかできなかった

空港に向かうまでまだ1時間弱あった。そうだ土産物屋のﾁｬﾝﾈｰにお礼でもしに行こう。おセックスは出来なくてもまだベトナム人と触れ合う時間はまだある。

(´∀｀)「おーす！俺もうすぐ帰るぞー」
(*ﾟーﾟ)「マジか〜残念だなー昨日ごめんな今度飲み行こうな」
(´∀｀)「君とママには世話になったからコーヒーでもご馳走するよ〜」
そうしてコーヒーを飲みながら談笑してた。
この時ホーチミンの悲劇はまだ終わらない事を私は知らない…
(´∀｀)「日本帰ったら新しいiPhone買ってメールすr…」
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「おいーす」

前日こんなやり取りがｗ
(´∀｀)「そう言えばこの店に来る日本人のじいさんなんなんだ？」
(*ﾟーﾟ)「あの人は常連客よ」
(´∀｀)「よく来るの？君の事好きなんじゃない？」
(*ﾟーﾟ)「よく来るわよ〜そう好かれて大変」
(´∀｀)「ohうちの老いぼれが迷惑かけてごめんな」
(*ﾟーﾟ)「あなたに嫉妬してるみたいよ」
(´∀｀)「ファッ！？バカな日本人がごめんな」

激オコぷんぷん丸のじいさんに草不可避
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「お前この子に何しようとしてんだああああああ」 (;´∀｀)「今みんなでコーヒー飲んでただけです」
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「お前昨日も女連れてそのへん歩いててたやろおおおおお」 (;´∀｀)「さぁ…？(マオの事かｗ目撃されるとかホーチミン狭いなｗｗ)」
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「出てけおらあああああああ」 と言いながらじいさんは自分が店から出ていった。 (;´∀｀)「(急にファビョりだす人怖いお…)」
(*ﾟーﾟ)「ごめんな〜気にしないでな〜」
(´∀｀)「ううんむしろ日本人が迷惑者でゴメン」
ったく老いぼれは近所の公園でゲートボールでもしてりゃいいんですよｗｗ
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「お前まだおるんか！？ごるあああああああ」 じいさん華麗に再登場ｗｗ (;´∀｀)「ふぅやれやれ…ｲﾗ」
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「お前どこの奴や！？おおん？ごるああああ」 (;´∀｀)「ｲﾗｲﾗ」

もう帰ろう。これ以上は土産物屋に迷惑だ。てかピース＆ラブ着て歩いてるような私でもさすがに腹立ってきたｗでもこんな異国で日本人同士がガチで喧嘩するなんて醜態は見せられない…。

（ﾟ<_､ﾟ ξ 「帰れ帰れごるああああああ」 ちょっとじいさんには一言いってやんないとな。努めて冷静に、そしてにこやかに、年長者を敬う気持ちを忘れずに。 (´∀｀)「Thank u my grandpa〜Take care〜byebye〜」
（ﾟ<_､ﾟ ξ 「うおらああああああ」 じいさん。戦中戦後の頃でろくに教育されてないんだろうけど、教えてやるな。争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない(ｷﾘｯ ベトナムにナンパしに行ったら日本人のじいさんにガチギレされた
(*ﾟーﾟ)「じいさんがごめんな！気をつけて帰ってな」
空港に向かうタクシー。土産物屋からメールが来てた。

鋼の心を持つ男と言われる私もなんだかどっと疲れた。おニューのiPhoneは盗られるわ。じいさんにガチギレされるわ。ベトナム人は抱かせてくれねーわ。日本人も抱かせてくれねーわですよｗホーチミンは神宮球場ぐらいマモノがいる。流れ行く喧騒のホーチミンの街並みを眺めつつ、そんな事を考えていた。

No sex No iPhone finish My Vietnam NANPA trip thats all…sorry everyone I hard to say on my heart now..><

— 豪商クラトロ (@clubtropixxx1) February 5, 2013

空港に着く。今晩再び向かう台北で今回遊んだリビーに会えないかと。彼女の会社メアドにメールしたものの返信なし。これはもう奥の手を使うしかない…。そんな事を考えつつ空港をブラブラ。出発ゲートにPCがあったので、使おうとした。
(´∀｀)「これ使い方わかんないんですけど君わかるー？」
(*ﾟーﾟ)「ごめんなさいわからないわ」
空港係員のオネーチャンが暇そうにしてた。

(´∀｀)「飛行機まで時間あるから君とお話していい(ﾄﾞｯｺｲｼｮ」
(*ﾟーﾟ)「いいよ〜」
(´∀｀)「ホーチミンで携帯盗られちってさぁ〜」
(*ﾟーﾟ)「マジかーベトナムの事キライになんないでなぁ」
(´∀｀)「お前と出会えたからホーチミンは大好きに決まってんじゃん」
(*ﾟーﾟ)「もうやだぁ〜」
それよりお仕事中に不審なジャパニーズとｷｬｯｷｬｯ話してて大丈夫なんですかねぇｗｗゲラな彼女をドッカンドッカン笑わせてくうちに萎えた気持ちも完全復活ｗｗ

【使えた英語和み3】空港でグランドスタッフと和む。笑かしてくれる人が好きと彼女。私「when u laugh,I get 1point OK？」女ｗ 私「Yes,1point」女ｗｗ 私「2points I get 100points kiss me OK？」女ｗｗ 私「3po…

— 豪商クラトロ (@clubtropixxx1) February 7, 2013

“φ(´∀｀)「これ俺の番号。日本帰ったらLINEするわ」
(*ﾟーﾟ)「次ホーチミンに来たら絶対連絡して！また会いたい〜」
(´∀｀)「おおあそぼーぜ」
彼女に別れを告げ自分が乗る便のゲートへ向かう。彼女とアポれば間違いなくおセックス出来たであろう。そんな人と出国する空港の出発ゲートで和んじゃうんだから、本当にナンパ旅ってタイミング1つですよね。わかります。それより彼女は小一時間私と喋ってたが仕事はいいのだろうかｗｗ

そして私には最後のミッションが待っていた。台湾人のリビーにメールしたが返信なし。iPhoneが無ければ彼女の番号もわからない。そこで私は奥の手を思いつく。名刺にあった会社電話に電話をかけるｗｗまぁ台湾って自由な感じだからちょっとぐらい私用電話してもケーオツでしょｗ

ただ私は電話で会話するほど中国語ができるわけがない。そこで…
(;´∀｀)「…(台湾人はおらんか〜)」
(;´∀｀)「すいません台湾人ですか？」
(´_ゝ｀)「チガイマース」
(;´∀｀)「ohそーりー」

ええと台湾人、台湾人…あっ！いた！台湾の緑のパスポート持ってるおじさんが！

(;´∀｀)「すいません〜お願いがあるのですが〜」
(　´,_ゝ｀)「どうなさいました？」
(;´∀｀)「この会社に電話して、この名刺の彼女に取り次いでもらえませんか？」
(　´,_ゝ｀)「お安いご用ですよ」
(;´∀｀)「ああっ！ありがとうございますっ(ﾍﾟｯｺﾍﾟｺ」

(　´,_ゝ｀)|ｮ「我說陳。張小姐是不是在那邊？」
(　´,_ゝ｀)|ｮ「はい彼女が出たよ(ﾆｯｺﾘ」
(;´∀｀)|ｮ「ありがとうございます！もしもし〜僕だよ〜」
(*ﾟーﾟ)|ｮ「どうしたの！？ビックリした〜！！」
(;´∀｀)|ｮ「今日台湾1泊して日本帰るから今晩会いたいなと思って」
(*ﾟーﾟ)|ｮ「えーいきなりだねｗいいよ〜」
(;´∀｀)|ｮ「iPhone無いから君の番号教えて！空港についたら連絡する」
(*ﾟーﾟ)|ｮ「うん〜」
(;´∀｀)|ｮ「僕は台北の街に11時ぐらいに着くから、もしも連絡着かなかったらユニクロの前集合な！」
(*ﾟーﾟ)|ｮ「わかったよ〜気をつけてね！」

(´∀｀)「本当にありがとうございます！(ﾍﾟｯｺﾍﾟｺ 彼女と会えそうです！」
(　´,_ゝ｀)「それはよかった〜お礼を言われるまでもないさ」
台湾人＝いい人。これは間違いないからメモな。色んな思い出を詰め込んだ魔都・ホーチミンから舞台は再び台北へ。

機内から夜の台北の街並みが一望できた。あの灯りのどこかに私を待ってる人がいる。台北の空港に着いた。ベトナムで買ったガラケーは台湾では使えない。血眼になって公衆電話を探し彼女に電話した。
(;´∀｀)|ｮ「…ちょｗかからねぇｗｗｗｗ」
後で確認したら彼女の番号をメモに控えた時に、テンパってた私は番号を間違えていた。

ふぅ。今回のナンパ旅は本当に私の事を試してくるな。

こんな事もあろうと連絡がつかなくてもユニクロの前集合なって言っておいたんだぜ！どうだ！とは思わず、内心彼女が来なかったらどうしようとビクビクしながらエアポートバスに乗り込むｗ台北の街へと近づくバス。鼓動が高鳴る。果たして私はこの旅を笑顔で終えられるのか…。台北の街へ入ると停留場に止まるバスから一瞬でドロップアウトして、タクシーを捕まえ目的地に向かわせる。

言わなくてもかっ飛ばしてくれる台湾タクシーがこの時ばかりは有難い。リビーは来てるのか。ちゃんと会う事ができるのか。不安とドキドキを静めようと車窓風景に目をやる。台北のネオンの灯りに懐かしさを覚えた。

(;´∀｀)「あっこのへんで！」

集合場所はちょうど反対車線側。タクシーを降りて横断歩道を渡る。彼女はもう来てるのか。いなかったらどうしよ。会えるのか。ドキドキドキドキ。
…
…
…
ユニクロの前で1人の女の子が立っていた。

…彼女だ！リビーだ！

私は彼女を視界でとらえた瞬間、彼女のもとに駆け寄り、きつく抱きしめた。
―台北の夜、ナンパ師は再び恋をする。

〜FIN〜
この作品は全編ノンフィクションであり
台湾観光協会ならびにベトナム観光協会のステマではありません。

Special thanx
悪友
市場で働くマオ
土産物屋の娘
ベトナムの女の子達
ダニエル・ロバーツ
EXILEのヒロさん
日本人のちはるちゃん
この旅で出会った全ての方々(日本人のじいさんは除くｗ)
最後まで全裸待機頂いた読者諸兄ｗ
そして
台湾のハニー

台湾では恋に落ち、ベトナムでは災難続出しつつ奔走した1週間。タイ編のような結果をベトナムでは残せませんでしたが、台湾ではまさか恋に落ちたりもして、まさにナンパ旅は生き物だと感じましたｗ更新が遅いなか、続編シリーズを読んで頂いてどうもありがとうございました(ﾍﾟｺﾘ

皆さんから更新楽しみです！早く読みたい！そのコメントの1つ1つが本当に嬉しかったです。エントリーを書く事であの時の思い出が、脳内に鮮明に蘇ってきました。さぁ今度はあなたが異国の地で日の丸背負って戦う番です。ベトナムで私の敵討ちしてくれる方大募集ｗ

それではまたいつかどこかの海外の道端かClubでお会いしましょう。

【台湾ベトナム遠征シリーズ】

台北の夜、ナンパ師は恋をする。前篇

2013年2月27日

台北の夜、ナンパ師は恋をする。後篇

2013年3月6日

ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol.1開戦

2013年4月3日

ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol2.悲劇

2013年4月10日

ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol3.逆境

2013年5月28日

ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol4.再会

2013年6月30日

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